波方国家石油ガス備蓄基地概要
受入・貯蔵・払出
受入フロー、貯蔵フロー、払出フローのボタンをクリックすると、それぞれの流れが図解で表示されます。
構造図
貯蔵方式と水封原理
貯蔵方式
LPガスは地下水圧により圧力を保持することによって、常温(約20℃)の液体として貯蔵されます。また、地下水圧の安定化を図るために水封トンネルと水封ボーリングから岩盤へと給水を行います。
このような貯蔵方式は水封式地下岩盤貯蔵と呼ばれ、海外で多くの実績があります。また、わが国においても、久慈、菊間、串木野の3基地においてこの貯蔵方式により原油の国家備蓄を実施しております。
水封原理
岩盤貯槽は、地下約150m以深の花崗岩内にそれぞれ建設します。LPガスを高圧の地下水で飽和させた岩盤で囲い、LPガスの蒸気圧より地下水圧を高くすることにより、周辺岩盤から貯槽内への地下水浸透により貯槽液を押し込み、漏洩を生じることなく貯蔵することができます。
貯槽
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※当ページ掲載の画像・図表は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構の提供によります。